ryokamizuhara’s diary

とある書店員の雑記。人間関係の悩みや、書評、映画、そしてBach。5歳女児の父。下手っぴギターが趣味。

ボヘミアン・ラプソディ QUEENというバンド

2018年11月に公開され世界中で大ヒットした映画

ボヘミアン・ラプソディ

2019年4月に早くもBD・DVD・配信リリースされました。


ボヘミアン・ラプソディ (字幕版)

 

主演のラミ・マレックアカデミー賞主演男優賞を受賞。

他、編集賞・録音賞・音楽編集賞の4部門を獲得しました。

 

私は、周りから「良かった」という声を聞いていましたが、

劇場には言っていませんでした。

ということで、ようやくDVDにて鑑賞!

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感想としては、普通に面白かったです。

そもそも私はQUEENをちゃんとは知りませんでした。

もちろん存在はもちろんヒット曲は聴いた事があって、

すごいバンドだな、とは思ってはいたのですが。

 

どちらかと言えば、フレディー・マーキュリーのキャラが強すぎて、

ヒゲで上半身裸で歌う人というイメージでした。

 

この映画を観て良かった思う事は、

QUEENというバンドに対して、そういった変な誤解がなくなったという事です。

ただ純粋にQUEENってすごいバンドだったんだ、という事を再認識させられました。

 

エピソードや、時系列については一部事実と異なると言われていますが、

そこは映画ですので置いとくとして・・・。

随所で流れる楽曲も、「あ、これもあれも聴いた事がある」ってのばかり。

 

そして、何よりフレディー以外の、

ブライアン・メイ

ジョン・ディーコン

ロジャー・テイラー

この3人あってのクイーンだったのだなと思いました。

全員で作曲と曲作りをして、お互いの意見をぶつけたからこそのクイーンだったのですね。

 

で、後でネットで調べてみると、正直ラミ・マレックのフレディより

他3人の方がそっくり度が高い気がします(笑)

特にグウィリム・リーが演じたブライアン・メイが激似ですね。

 

とはいえ、映画の話の中心はやはりフレディーでした。

そして愛について。

フレディは一度、女性であるメアリー・オースティンと結婚しながらも、

あるとき自分がゲイであると気付く。

最近はLGBTの話題も多く取り上げられていますが、当時としてはどうだったのでしょうか?

更にエイズにも感染・・・

もしかしたら、こういった悩みや辛さが世界中で共感されたのかも知れません。

私がこの映画でとてもすばらしいと感じたのは、フレディとメアリーの関係です。

フレディがメアリーにカミングアウトした後も、最後までお互いに必要とし、

支えあう関係にあった事です。

もはや、男女とか友達とかいうことすら超えて、人間同士のつながりみたいなものを感じます。

 

最後は当時を完全再現した「ライブ・エイド」での度迫力のライブシーン!!

ここはすごかったのですが・・・やはり劇場で見るべきでした。

劇場のスクリーン・大音響で見れば、間違いなく興奮度200%増しだったですね、残念!

 

映画を観終わって思う事は、

「じゃ、実際のQUEENってどうだったの?」ってことです。

そうです、この映画をみると本物を知りたくなるんですよね。

言い方はあまりよくないかも知れないですが、

映画は映画で、皆そっくりで歌も演奏もすごかったけど本人達じゃない。

だけど、フレディはもう亡くなってしまっていて、今リアルタイムで姿は見れないし、

新曲がリリースされているわけでもない。

なので、昔のアルバムとかDVDとかを買ったり、レンタルしたりされる方が多いんでしょうね。

 

Youtubeにも実際の「ライブ・エイド」の映像がありました。

*ネタバレになるかは微妙ですが「ボヘミアン・ラプソディ」見てない方はお気をつけ下さい。

youtu.be

本人達の映像見るとなんというか、迫力というか熱量というかハンパないですね。

そしてフレディの存在感が凄すぎる!

何度も観てしまいますし、QUEENっていいじゃん!!ってなりますね。

 

というわけで、この映画はきっと観終わってからが真のスタートといえそうです(笑)