才能の正体/坪田信隆
才能の正体 坪田信貴著 幻冬舎
ふと気になり手にとってしまいました。
著者の坪田信貴さんは「ビリギャル」を書かれた方です。
映画化もされましたのでご存知の方も多いかと思います。
学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話[文庫特別版] (角川文庫)
*とか、言っておきながら実は本も映画も未見です・・・ごめんなさい。
それはともかく、この著書の中では「才能」について書かれています。
才能とは何か?
そもそも「才能がある」というのはどういうことなのか?
そういう所から話が始まります。
一部の人だけが生まれつき持っているのか、
または誰でも持っているのか。
成功した人は才能があって、成功できなかったらないのか。
詳しくは本を読んでいただきたいですが、この”気付き”というのは大事だなと思いました。
是非「はじめに」だけでも読んでみて欲しいです。
きっと続きが気になります。
個人的に特に感銘を受けたのは、第3章「才能のマネジメント」です。
ここでは著者の坪田さんが会社を立ち上げる際にスタッフを採用する話が出てきます。
その中で「平凡」な人材より、何か「尖った」ものを持っている人を採用したとおっしゃられています。
まさにその尖ったものと言うのが一つの才能なわけですが、そういう人たちを積極的に集めて、指導する事によって良いチームを作れるのか試したいと言う事でした。
その中で、才能の伸ばし方、リーダーとしての役割などが書かれていて、どのように部下と接するのか、コミニュケーションの取りかた、フィードバックの仕方、信頼関係・・・等など
この章は、管理職、店長、チームリーダーなどマネジメントする方々には大いに参考になると思います。
職場で困っている方におすすめです。
うちの上司にも読ませたい・・・