Roland Rubix22 USBオーディオ・インターフェース
オーディオ・インターフェース「Roland Rubix22」買いました。
先日PCを買い替えて、XPからWindows10になり、スペック、環境などは良くなったのですが、それに伴い今まで使っていた、一部のアプリや機器が使えなくなってしまいました。
ryokamizuhara.hatenablog.com
その中で一番困ったのが、音楽制作で使っていた「Roland Sonic Cell」というハードMIDI音源のWindows10用ドライバがなかったという事。
今はDAWといわれるPCのみで音楽制作の環境を作る事が普通ですが、
私の世代だと「SC-88」「SC-8850」みたいな外部に取り付ける音源を使用しておりました。
「Sonic Cell」はRolandが発売した、一般向けとしてはおそらく最後のMIDI音源で、それ以降はMIDI音源は作られていないと思われます。
*「INTEGRA-7」という音源がありますが15万円前後するので、さすがにプロの方々向けでしょう・・・ほしいけど。
さらに、この機器にはオーディオ・インターフェース機能がついており、PCとつなぐ事で、スピーカーへの出力と、ギター、マイクの入力等ができます。
前のPCでは、このSonic Cellからスピーカーをつないでいて、通常のPCでのサウンドとMIDI(Sonic Cell+SC-8850(MIDI PORT接続のSC-88))を再生した音も両方混ぜて流すことが出来ていました。
一種のミキサー的な役割もはたしていたのですが、Windows10対応ドライバが無いために Sonic Cellのオーディオ・インターフェースとしての機能は使えなくなりました。
問題点は3つ。
で、1に関しては、MIDIを再生するだけならば、「Roland UM-ONEmk2」というMIDIインターフェースがあり、3000円程で購入できます。
Roland ローランド MIDIインターフェイス UM-ONEmk2
評価も良かったので、買おうかと思ったのですが、
結局、作った曲を最終的に録音するわけで、そうすると別途録音環境を考えなければなりません。(PCに付いているのサウンドボードでもまぁ録音できるとは思いますけど・・・)
それでやっぱりそれなりのオーディオ・インターフェースがほしいな、と思い候補に挙がったのが、「Steinberg UR22mkⅡ」。
Steinberg スタインバーグ 2x2 USB2.0 24bit/192kHz オーディオインターフェース UR22mkII
評判も全体的によくて、価格もそんなに高くない。
実質YAMAHAの子会社という事なので、安心感もある。
そしてMIDI PORTがあるので、Sonic Cellを接続することが出来る。
Sonic Cellからの音声出力をSteinberg UR22mkⅡに入力してやれば、スピーカーへの接続と、録音などもできるとポチリかけましたが・・・。
よくよく見ると入力系統は2系統あるのですが、どうやらステレオ録音には対応してなさそうです。
モノラルの音声を左右別で録音して、パンを振りなおせば一応ステレオになりそうですが、さすがに手間なのと、普段使いが困難です。
あと、どうやらヘッドフォン出力もモノラルのようですね。
ただ、私のようにMIDI音源という過去の遺産を使わない方には、おそらく良いものだと思います。
そこで最終的に浮上したのはやはりRoland。
「Roland Rubix22」
ローランド USBオーディオインターフェイスRoland RUBIX-22
「Steinberg UR22mkⅡ」とスペック的にそんなに違わないかなと思いますが、
こちらは入力がステレオ(INPUTにL、Rがある。スイッチでモノにも切り替えれる)に対応しており、もちろんMIDI PORTもある。
ということで、これにMIDI音源の出力をつなげば、スピーカーも録音もOKそう。
少しお高いですが、購入に至りました。
今現在、接続して使っておりますが問題なく使えてますし、満足しています。
ボリュームのつまみが、スピーカー出力とヘッドフォン出力と2つあるのも地味に使いやすい。
これであとは、今まで使いなれていたソフトも使えなくなってしまったので、
代わりを探さないといけないけど、どうも使いにくくて。
慣れるまで少し手こずりそうです。