ryokamizuhara’s diary

とある書店員の雑記。人間関係の悩みや、書評、映画、そしてBach。4歳女児の父。下手っぴギターが趣味。

ザ・ファブル キャスト陣が魅力的な良質アクション


ザ・ファブル

 

 

2019年6月に公開されたコミック原作の邦画ザ・ファブル

レンタルにて観賞いたしました。

 

ザ・ファブル(2019)

監督:江口カン

出演:岡田准一木村文乃山本美月柳楽優弥向井理福士蒼汰安田顕、他。

原作:南勝久ザ・ファブル」(講談社ヤングマガジン


ザ・ファブル(1) (ヤングマガジンコミックス)

 

感想

原作未読な私ですが・・・、面白かった!!

まず冒頭のアクションからの掴みがうまくて、グイグイ引き込まれます。

そして、シリアスな場面から一転しての笑い!

主役「ファブル」を演じる岡田君の凄いアクションとボケの落差が面白い。

そして、その他のキャスト陣もめちゃめちゃ魅力的でした。

 

安田顕さん、向井理さん、福士蒼汰くんあたりは、こんな役もやるのかという驚きがあり、なおかつばっちりハマってましたね。

そんな中でも柳楽優弥さんの演技がずば抜けて光っていました!

ジョーカーを演じたホアキン・フェニックスにも負けずとも劣らないですよ、これは。

 

そして佐藤二郎さんはいつも通りの安心感(笑)

あらすじ

伝説の殺し屋と呼ばれている「ファブル」は組織のボス(佐藤浩市)から「1年間普通の暮らしをし、その間殺しはしてはならない」という命令を受ける。

佐藤明という偽名を与えられ、妹役としてパートナーの洋子(木村文乃)と共に大阪へ引っ越すのだが・・・。

暴力団「真黒組」の内部抗争に巻き込まれ・・・。

 

”普通”をしらない男

主人公のファブルは、殺しの天才と言われますが、根っからの殺人鬼というわけではありません。どうやら、小さなころから、組織にそういった環境で育てられたようで、あくまで淡々と仕事をこなしている感じです。

劇中でサヴァン症候群についてもふれられていましたが、ファブルは”殺し”に対して特別な能力を得たようです。

サヴァン症候群 - Wikipedia

 

なので、ファブルは世間一般のいわゆる”普通”の暮らしをしたことがなく、周りとズレがあります。

なぜ、ボスがファブルに普通の暮らしをさせたのかは本編を観ると解りますが、ファブルこと佐藤明が”普通”を知っていくのがもう一つのテーマになっています。

 

アクションが切れまくっている

とにかくアクションが良い!!

伝説の殺し屋「ファブル」を演じた岡田君をはじめ、ファブルと対当する殺し屋「フード」の福士蒼汰も頑張ってますね。

日本版イコライザー×ジョン・ウィック

アクション映画好きにはたまらないんじゃないでしょうか。

 

冒頭のファブルがヤクザを殺していくシーンで、ファブルの頭の中が文字化されて画面に表示される演出があるのですが、あれ後半のアクションシーンでもやってほしかったなぁ。(伝わりにくいかもしれませんが・・・)

 

笑いもあり

宮川大輔演じる「ジャッカル富岡」のネタをみて突如大爆笑するファブルとか、

猫舌のリアクションとか(笑)

主にファブル(=岡田准一)のリアクションで笑わせてくれます。

是非本編を観て笑っていただきたい。

 

シリアスな中でも所々で笑える場面があるというのは、娯楽作品として重要なポイントですね。

 

悪役「小島」を演じたの柳楽優弥が凄い

この作品を観終わってからも頭から離れないのは柳楽優弥さんの演技です。

まぁ、この小島という役は本当に悪党中の悪党。

登場シーンから嫌な奴全開、そして「こいつはやべぇ・・・」感が満載です。

この小島がこの映画でのキーマンであり、こいつが起こす行動が物語の推進力となっています。ある意味裏の主人公と言っても良い重要人物。

 

観ていてこいつホント嫌な奴だなぁ、と本気で思わせてしまう柳楽さんの演技は超やべぇですね。

そもそも、『誰も知らない』でカンヌ国際映画祭で当時最年少で男優賞受賞した実力派です。これからの活躍も期待です。


誰も知らない

 

まとめ

というわけで、すごいアクション満載、そしてばっちり笑えて、とにかくキャスト陣が魅力なエンタメ作品!!

原作は第一部が完結し、2020年夏から第二部の連載も始まるという情報もあり、続きも気になる所です。

映画も是非続編を!!

おすすめです!