ryokamizuhara’s diary

とある書店員の雑記。人間関係の悩みや、書評、映画、そしてBach。5歳女児の父。下手っぴギターが趣味。

『ライリー・ノース 復讐の女神』超B級!ジェニファー・ガーナーのアクションを観よ!


ライリー・ノース-復讐の女神―(字幕版)

 

『96時間』のピエール・モレル監督の新作という事で話題だった『ライリー・ノース 復讐の女神』

レンタルにて観賞いたしました!

 

ライリー・ノース 復讐の女神(2018)原題:Peppermint

監督:ピエール・モレル

出演:ジェニファー・ガーナー

   ジョン・オーティス

   ジョン・ギャラガー・Jr 他

 

 

感想

ストーリーに捻りは無し!

シンプルに復讐の鬼(女神?)と化したジェニファー・ガーナーのアクションに刮目せよ!!

ということで、いい塩梅のB級アクションエンタテインメント映画でした。

深く考えずに楽しめる1本としておすすめですね。

 

あと、小さなお子さんがいるお父さん、お母さんは感情移入度がUPする事間違いなし。

思う存分ライリーと共に復讐の鬼と化しましょう!!

 

にしてもライリー強すぎて、被害者達が少し可哀想になっちゃいますね(笑)

 

運命の夜

「ライリー・ノース」(ジェニファー・ガーナ)は、整備工場をやっている夫と娘と暮らすごく普通の主婦。

クリスマスも近い12月。

娘の誕生日に誕生日会を開くが、ママ友の嫌がらせにより友達は誰一人来てくれず・・・。

落ち込む娘を励ますように夜の遊園地へ出かけたノース家。

家族3人で楽しい誕生日の夜を過ごすのだが・・・。

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出典:IMDb: Ratings, Reviews, and Where to Watch the Best Movies & TV Shows

 

そんな中ライリーの夫は友人から麻薬組織の金をくすねる計画に誘われていた。その計画は断り、関わらなかったのだが、計画が組織にばれてしまい友人と共に報復の対象に。

 

そして鳴り響く銃声。

ライリーの目の前で撃たれる夫と娘・・・そしてライリー自身も撃たれてしまう。

 

法にも見放される 

なんとか一命をとりとめたライリー。

ライリーは犯人3人の顔をしっかり覚えており裁判を行うも、相手弁護士に精神的な不安定さを指摘され、犯人達は証拠不十分で無罪放免となってしまう。

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出典:IMDb: Ratings, Reviews, and Where to Watch the Best Movies & TV Shows

 

その判決に激怒したライリーは犯人達に詰め寄るも取り押さえられてしまい、病院の精神科に連れていかれそうになるが、その途中、担当のカーマイケル刑事を殴り逃走する。

 

それから5年・・・。

 

強すぎライリーの復讐が始まる

5年後。

ライリーは”何故か”武器にも詳しく、めちゃくちゃ強くなっていた!!

一応、トレーニングというか武者修行的な事をしていた描写があるが、普通の主婦がそんなに強くなるかいっ!!(笑)

というツッコミは置いておいて、ここから彼女の復讐劇が始まる。

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出典:IMDb: Ratings, Reviews, and Where to Watch the Best Movies & TV Shows

 

実行犯だった3人の男を皮切りに、裁判を担当した判事、嫌がらせをされたママ友にも復讐し、そして麻薬組織のアジトをも次々と壊滅させていく、たった一人で!!

最終的にはスラム街で組織のボスと直接対決!!

マスコミや警察、住民を巻き込む大騒ぎ。

 

結末は是非皆さんでご覧ください!

 

強さの秘密?

ジェニファー・ガーナーと言えば私の中ではエレクトラを思い出します。

エレクトラはアメコミデアデビルに登場するキャラクターで、2003年公開のに映画ではデアデビルを「ベン・アフレック」、ヒロインのエレクトラを「ジェニファー・ガーナー」が演じています。

2005年にはスピンオフとしてエレクトラも公開されました。

(今はNETFLIX版の方が有名でしょうね)

いやぁ、二人とも若い!!

というわけで、ライリー・ノースの中の人の正体はアメコミヒロインだったと脳内補完しておくと、違和感がないかもしれません(笑)

 

デアデビルは個人的には好きな作品ですので、未見の方にはおすすめしておきたい。


デアデビル (吹替版)


エレクトラ (字幕版)

 

まとめ

実は、最初の夫と娘が殺されてしまうシーンをもっと目を覆いたくなるような濃さで描かれていたら、この映画の観方が変わっていたかもしれません。

それこそ、子供を持つ親が泣いてしまうほどの残酷な演出とか。

 

しかし、(おそらくは)あえてそうせず、あっさりと表現したことで、そこまで思い詰めて観る事もなく、単純にアクションを楽しめる作品になっていると思います。

つまり狙って重くせず、軽いノリにしている感じがしました。

 

深く考えず、ジェニファー・ガーナーの体を張ったアクションを楽しみましょう!!

そして最後は原題の”ペパーミント”のように、スーっとする作品です。

 

 

犯人達が観覧車に吊るされてるシーンがありますが、あれ見るとこのコミック思い出してしまいました。吊るすのめちゃ大変だろー!!


金田一少年の事件簿外伝 犯人たちの事件簿(1) (週刊少年マガジンコミックス)