ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生 とハリー・ポッター
ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生 [DVD]
「ファンタスティックビーストと黒い魔法使いの誕生」DVD観ました。
予告観るとめちゃ楽しそうです。
もともとハリーポッターは好きで、
しかも映画の「不死鳥の騎士団」ではまってしまったんですね。
その後、続きが気になって「謎のプリンス」「死の秘宝」は原作の小説版も読みました。
DVDも全部買いましたし、大好きなシリーズなんですが・・・
どうもこの「ファンタスティック・ビースト」に入ってからはあまりのれてません。
原作・脚本もローリングだし、監督もデビッド・イェーツなんだけど・・・なぜ。
前回はニューヨーク、今回はフランス・パリが舞台。
1作目の最後に姿を現し、そして捕らえられたグリンデルバルド。
そのグリンデルバルドは冒頭で脱獄。
主人公のニュート・スキャマンダーはダンブルドアの命を受け、
クリーデンスを探す為に旅立つ。
今回はニュートとティナ、ジェイコブとクイニーの関係もテーマでしょうか。
あと、テセウスとリタ。
ただ、ラブストーリーと言うほどでもなくあっさりしてるし、
どうせならもう少しロマンチックでも良かったんじゃないかなぁ。
あとはジュード・ロウ好きです・・・が、ちょっとダンブルドアという感じがしない(笑)
ジュード・ロウはジュード・ロウというイメージが強い。(わかりますかね?)
これは慣れかなぁ、この後も重要な役でしょうからダンブルドアの活躍に期待。
ジョニー・デップは最後よかったですね。
ジョニーもどの役やってもジョニー・デップという感じがします(笑)
今回物語が大きく進んだのか、進んでないのか・・・
内容はあまり濃くはなかったようにも思います。
最後に重大なことが明かされますが、3作目以降に色々期待したいところです。
余談ですが、そもそも、ハリーポッターって何が面白かったんだろう?と振り返ってみると、
- 魔法が使える、新しい魔法の登場
- ホグワーツという魔法学校の存在
- その学校内での生活、およびルール等の独自設定
- 主人公のハリーの存在、および役割についての謎
- ダンブルドアの謎
- スネイプの謎
- ヴォルデモートが何者なのか、そして倒す方法の解明
等など。
それと映画版に関しては1作目、2作目を監督したクリス・コロンバスの功績は大きかったんじゃないかな、と思います。
あの2作で作り上げたキラキラして華やかな楽しい世界は
今でもハリーポッターのイメージとして強いです。
ご存知のとおり、3作目以降はシリアス路線が強くなり、
デビッド・イェーツ監督の「不死鳥の騎士団」からは、完全なるダークな世界です(笑)
ですけど、1・2作目のイメージのおかげで、どことなくその雰囲気は残っている感じがするのですよね、シリーズを通して。
映画から入った物としては、初期のあのワクワク感、魔法を使いたい!
ホグワーツ行きたい!という憧れみたいなものが作品の魅力でした。
もちろん後半に入ってからシリアスな展開、謎解き、規模が大きくなる戦いも良かったんですけどね。
ストーリの魅力としては”謎”がたくさんあって、それが興味を惹きつけた事には間違いないとおもいます。
が、仮にいきなり「不死鳥の騎士団」から話が始まったら
ここまで全世界で大ヒットしなかったんじゃないでしょうか。
それくらい、初期のワクワク、ドキドキ、冒険感ってのは大きいと思います。
で、肝心の「ファンタスティック・ビースト」に入ってからは、
正直そのワクワク感的なものがありません。
どちらかと言えば、大人向けで、おそらく、今の子供達が観てもそんなに響かない作品かもしれません。(子供向けではないかな)
もちろん、ハリーポッターの続編(時代的には過去)なのですが、
仕切りなおしをするにあたって、もう少し新たなワクワク感をいれて欲しかったかなぁ、
と勝手に思っています。
デビッド・イェーツ監督は嫌いではないですが、やはり華がない・・・というか、
全体的に画が暗い(イメージ的にモノクロに近い)のでそう感じるかも知れません。
このシリーズはまだまだ続く(4・5部作?)と言われていますので、
つぎで少しイメージ変更もありなんじゃないでしょうか?
大人もワクワクする作品が観たい!
ウィンガーディアム・レビオーサ!!
エクスペクト・パトローナム!!!