ryokamizuhara’s diary

とある書店員の雑記。人間関係の悩みや、書評、映画、そしてBach。4歳女児の父。下手っぴギターが趣味。

『フォードvsフェラーリ』 7000rpmの世界に賭ける男達の熱い戦い!


フォードvsフェラーリ (オリジナル・スコア)

 

2020年1月10日から公開の『フォードvsフェラーリ』観て参りました!

感想書いていきたいと思います。

実話が元のお話ではありますが、若干ネタバレありますので、まだご覧になられていない方はご注意ください。

 

フォードvsフェラーリ(2020)原題:Ford v Ferrari

監督:ジェームズ・マンゴールド

出演:マット・デイモン

   クリスチャン・ベール

   ジョン・バーンサル

   カトリーナ・バルフ 他

 

 

感想

熱い!熱すぎる!!

車やレースに詳しくなくても最高に楽しめる1本!!

初っ端思う事は、路面ギリギリから、走る車を追いかけるように撮るカメラアングルが印象的で美しい。

そして、まるで自分が車に乗っているような臨場感!

 

レースが舞台ではあるけれど、話は夢と目標に立ち向かう男の友情と家族との愛の物語と言えるでしょう。

観ていると沸々と心に熱いものがこみ上げてきます。

 

あとは、やっぱマット・デイモンクリスチャン・ベールが良い!!

 

実話ベースのストーリー

この映画は実話が元になっているのですが、wikiによれば1963年から1966年ごろのル・マン24時間耐久レースを題材にしているようです。

フォードvsフェラーリ - Wikipedia

 

主役となるのは、当時アメリカ人としてル・マン(1959)で優勝した経験があり、シェルビー・アメリカンという自動車販売会社を経営している「キャロル・シェルビー」マット・デイモン)と、イギリスから移住してきたレーシング・ドライバーで整備工場を経営している「ケン・マイルズ」クリスチャン・ベール)。

 

アメリカの自動車メーカー「フォード」が、レース界の帝王であるイタリアのフェラーリを買収しようと目論むも交渉決裂。

その際、創業者エンツォ・フェラーリは、当時のヘンリー・フォード2世を侮辱する。それに怒ったフォードはレースへの参戦、フェラーリを倒す事を決める。

 

マット・デイモン×クリスチャン・ベール

主役二人がとにかく良い。

個人的に両方とも好きな俳優さんです。

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出典:Ratings and Reviews for New Movies and TV Shows - IMDb

 

マット・デイモンと言えば、『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』、『ボーン・アイデンティティ』シリーズ、『オーシャンズ11』シリーズあたりが代表作品でしょうか。

私はダグ・リーマン監督のボーン・アイデンティティ1作目がめちゃクチャ好きです。

ポール・グリーングラスが監督した2作目以降も嫌いじゃないですけど、やっぱ1作目が秀逸。


ボーン・アイデンティティー (吹替版)

どちらかと言えば、”知的で若さゆえに悩む青年”というイメージが強かったですけど、ボーンシリーズが進むにつれ、たくましくなっていった感はありますね(笑)

今回は元レーシングドライバーで会社の経営者。少し年を重ねて良い味出てきたなぁ、という感じがありました。

 

そして、ケン・マイルズを演じたクリスチャン・ベール

やはりクリストファー・ノーラン監督のバットマン3部作がメジャーでしょうか。

しかし、実はこの人、異常なまでの役作りで有名。体重を増やしたり、激やせしたり、髪の毛抜いたり歯並び替えたりと・・・


マシニスト (字幕版)


バイス (字幕版)


ザ・ファイター (吹替版)

 

今回はやや体重落として痩せこけた見た目になっているのですが、それはともかく今回はすごく魅力的な人物を演じきっています。

少し偏屈で接しにくそうだけど、時折見せる少年のような表情や行動、息子や妻に魅せる愛情、そしてレースや車をいじっている時はすごい楽しそうなのが伝わってきます。

こういう少し変わった役をやらせたら右に出るものがいません(笑)

 

真の敵は内にあり

タイトルは『フォードvsフェラーリ』ですが、シェルビーとマイルズの真の敵は、実は本来味方であるはずのフォード

特に副社長であるレオ・ビーブジョシュ・ルーカス)。

事あるごとに二人の邪魔をしてくるのです。レース直前にドライバーを変えろだの、現場で指揮しているシェルビーの許可なく作戦変更させたりと。

とにかく最後の最後まで腹立つ人でしたねぇ・・・。

事際はそういう人物ではないとの記事もありましたのでこちらも参照ください。

theriver.jp

 

ただ実際の会社でも良くある話で、上司とうまくいかなかったり、嫉妬や妬み、会社としての方針、予算・・・みんなチームで一つになればもっとうまくいくのに困ったものですね(笑)

 

挑戦することはできる

この映画の一番心に残ったのはこの場面。

マイルズの息子ピーターが「全部の周回を完璧に走る事はできない」という趣旨の事を言った際に、マイルズはこう答えます

 

「でも、挑戦することはできる」と。

 

まさに私は実際にやろうともせず諦めてしまっている事が多すぎるんじゃないか?そう痛感させられた一言でした。

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出典:Ratings and Reviews for New Movies and TV Shows - IMDb

 

 

迫力のレースシーン

そして何といってもレースシーンはテンションが上がりまくります。

後ろから追い上げていく展開が多いのですが、心のなかでは「行け行け行け行け行けぇ・・・・・・っ!!!フォーーーーー!!!!!」

って感じでした(笑)

とにかく熱い展開、男なら叫ばずにはいられません!

この映画では「7000rpm」というキーワードがあるのですが、ギアチェンジしてアクセルを踏み込んで、エンジンの回転数をどんどん上げていく・・・。

そんな限界ギリギリの描写が心を熱くしてくれます。

 

ただし!この映画を観終わった後の運転には十分注意です(笑)

安全運転で帰りましょう。

 

まとめ

というわけでレース映画としてはもちろんなんですが、主役2人の人間ドラマも熱い映画です。

特にケン・マイルズ(を演じたクリスチャン・ベール)は最高でしたね。

彼とその家族の物語も良かったですね。

奥さんのモリーカトリーナ・バルフ)は時には強く、時には優しく、ちょっと変わり者のケンをうまくコントロールしちゃいます。ベスト奥さん賞受賞です(笑)

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出典:Ratings and Reviews for New Movies and TV Shows - IMDb

 

そしてラストには事話ならではの結末が待っています。

是非ご自身で確認してみて下さい。

 

おまけ:フォード博物館

10年前くらいにアメリカのデトロイトに行ったことがありまして、その時にフォード博物館に行くことができました。

写真を何枚か載せておきます。

残念ながら映画に登場したGT40は展示されてたか覚えてません・・・。

 

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