スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム よくもやってくれやがったな!ミステリオ!! *ネタばれあり
2019年6月28日、世界最速公開された「スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム」映画館にて観てまいりました!
*この記事には「スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム」及び「アベンジャーズ/エンドゲーム」及び「キャプテン・マーベル」あたりのネタばれを含みます。
まだご覧になられていない方は注意してください。
率直な感想
めちゃめちゃ面白かった!
スパイディ最高!!
まるでテーマパークのアトラクションのような、ジェットコースター青春ムービー。
今回はとにかくアクションシーンがカッコよかった!
ピーターの成長、ハッピーとの関係、MJとの恋愛、いろんなものが詰まってました。
ヨーロッパのいろんな街並みも見れてちょっと旅行でもした気分。
そしてなんといっても、ミステリオ!
ミステリオの存在が映画を何倍にも面白くしてくれました。
エンドゲーム後の世界
公開前から、MCUのフェーズ3は「アベンジャーズ/エンドゲーム」ではなく、本作「スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム」で締めくくりになると言われていました。
エンドゲームは過去のMCUの集大成的な作品でしたし、すごいスケールでしたし、人類が半分消えて、また復活して、しかもあの人は死んでしまって、あの人もあんな事になって、そりゃまぁ世界は大変な事になってしまいました。
その後の世界を描くとなったら一体どんな展開になるんだろうか、予告では「別の世界」とかなんとか言ってるし、色々考えてしまったのですが・・・。
物語が始まってすぐにピーターが通う高校の「校内ニュース」という形でインフィニティ・ウォー、エンドゲームで起きたことをコミカルに説明してしまいます。
今の世界は、指パッチンで消えなかった組と消えた組がいて、年齢が兄弟で逆転しちゃったりしてるけど、学校とちゃんとあるし、世界も普通に戻ったよ、みたいな事がわかります。
(このニュース内でエンドゲームで一切出番なしだったヴィジョンがちゃんと出てきたのがちょっとうれしかった(笑))
この説明によって、超大作だったエンドゲームはうまい具合に、あっさりと幕引きされ、スパイダーマンの話に切り替わります。
敵なの?味方なの?ミステリオ!
今回、物語を一番面白くしたのは、間違いなくジェイク・ギレンホール演じるミステリオ(クエンティン・ベック)です。
Spider-Man vs. Mysterio (Marvel Paperback) (German Edition)
ミステリオはスパイダーマンではお馴染みのヴィラン(敵)なのですが、予告を見るとピーターと仲間になるという描写が・・・。
本編でも、ヴィランとはわかっていても、もしかしたら味方なんじゃないか?と思いながら観ていました。(ここでもうミステリオの術中にはまっている)
ミステリオを信じてしまう、その要因はなにか?
エレメンタルズとの戦いがカッコいい
まず、前半のエレメンタルズとの戦闘がとにかくカッコいい。
ここでは完全にミステリオはヒーローとして描かれています。
後に、これはすべてミステリオ(とそのスタッフ達)が作ったホログラム映像だということがわかるのですが、映画の中だけではなく、観客である私たちも同時に騙しにかかっています。
別アース(世界)からきた
ミステリオはピーターやニック・フューリーに「自分は別の世界からやってきた」と話します。
普通に考えればありえない事なのですが、アメコミの世界では別アース(世界)があることは当たり前になっています。
ここでもアメコミファンを騙しにかかっています。
そして、「別の世界のミステリオ」はもしかしたらヒーローなんじゃないか?と思わせられます。
ジェイク・ギレンホール
あとはジェイク・ギレンホールの演技力。
「ジェイクの演技」と「ミステリオの演技」はなんというかシンクロしていて、映画内でミステリオはピーターやニック・フューリー、はたまた世界を騙すためにまさに演技をしているのですが、ジェイクは、ミステリオという役を通じて私達観客をも騙す演技をしています。
そしてそれが出来てしまうのは、ジェイク・ギレンホールの演技力と、観ている人を虜にする魅力に他ならないと思います。
イーディス
今回のキーアイテムとなるのは、ピーターが今は亡きトニー・スタークから受け取った眼鏡型デバイス「イーディス」
Spider Manクラシックレトロ四角眼鏡Tony Stark金属製の男性と Iron Manサングラス
このイーディスとは、アイアンマンでいうところの、「ジャーヴィス」や「フライデー」、1作目スパイダーマン:ホームカミングの「カレン」的なAIです。
あのトニーの作ったものですから、何でもできます(笑)
世界のシステムも乗っ取れちゃうし、ドローンを使って攻撃もできちゃう。
ヒーローとして周りから過度な期待をされつつ、しかも良い結果がだせず自信のないピーター。
そこへ現れたヒーロー(演じる)ミステリオ。
ピーターは、トニーから受け継いだイーディスを自分が持つべきなのか迷います。
酒場でのネタばらし
ミステリオが「一杯やろう」とピーターを誘った酒場での場面。
ピーターがミステリオを信じ、彼にイーディスを託し店を出てからの・・・
ニヤリ
そして、ホログラムが消えていき、現実の世界に戻っていく・・・
うわぁぁぁぁぁぁぁ、やっぱり敵だったかー!
よくもやってくれやがったな!!
トニーに恨みを持つ、かつて「スターク・インダストリー」で働いていたスタッフと、
自身も自分の開発したものをこき下ろされ恨んでいたミステリオが結託し、復讐を企んでいたんですね。
ピーターが万能なAI「イーディス」を持っている事を知ったミステリオは、それを奪うためにピーターをうまいこと騙し入手してしまいます。
スパイダーマン VS ミステリオ
ひょんな事から、ミステリオの本性に気付いたピーターはイーディスを取り返す為に戦う事に。
ミステリオとの戦いは2回ありますが、これが今までのMCUではなかった表現でとても新鮮でした。
1戦目
ミステリオはホログラム技術を使い、ピーターに嘘の空間を見せます。
この時ピーターはスパイダーセンス(ピータームズムズ)を失っていた為、ミステリオの作り出した虚偽の世界にまんまと騙され、最後は電車にドーン(ここはびっくりしました)
この戦いはアトラクション的で、見ている私もピーターと同じ気持ちで騙されまくって楽しかった。
(現実のアトラクション作ってくれませんかね、USJ。もしくはディズニーになるのか?)
2戦目
ドローンとのバトルやら色々あっての最終決戦のリベンジの2戦目はタワーブリッジ。
1戦目と同様、ホログラムの世界を作り出すミステリオ。
集中するピーター・・・そして
「こい、ピータームズムズ」
このシーンがめちゃカッコよかった!
ムズムズはどうかとも思いますが(笑)
スパイダーセンスの復活したピーターにはもう幻は通用せず、次々とドローンを破壊していき、ミステリオへとたどり着く。
最後の最後までピーターを、世界を、いや観客すらも騙してきたミステリオ。
最後にこんな事をいいます。
「世界には信じるものが必要だ。人はなんだって信じる」
ミステリオのこの言葉だけは真実だったかもしれません。
これはやはり映画やコミックを見ている人たちへのメタ的な発言と取って良いでしょう。心にグサリと刺ささりました。
小ネタ
今回はMCUならではの小ネタも沢山あって笑っちゃうシーンも多かったです。
ハッピーの盾を投げるシーンとか、キャプテンの盾とソーのハンマー。
新スーツを作るピーターがトニーと重なるあのシーン、そして音楽。
ニック・フューリーも良い味出してました。
そしてタロス!
まとめ
とにかく今回はミステリオに騙され続けました。
映画の中だけでなく、それを観ている人たちすら騙そう騙そうとしてくる恐ろしい1作です(笑)
ミステリオがすごい好きになりましたね、そして最後はホントに死んでいるのか?
もしかしたらー・・・。
ピーターも今作を通してヒーローとして成長し、これからどうなっていくのか?
ジョン・ワッツ&トム・ホランド版「スパイダーマン3」やりますよね??
頼みますよ、マーベルスタジオ&ソニー!!
そして新たな展開になるであろう、フェーズ4も楽しみです。
DVD&BDも発売中!
運び屋 クリント・イーストウッド、いや多田野曜平さんを観る
「運び屋」観ました。
クリント・イーストウッドが監督・主演で実話を元に作られた映画です。
出演者は、
と豪華です。(結構MCU色が強い気が)
予告を観ますとクライムサスペンス的な雰囲気を出していますが、私の感想からすると、犯罪映画というよりも、家族をテーマとしたヒューマンドラマでした。
イーストウッドが演じる主人公のアールという老人は過去に仕事を優先し、家族との時間を大切にしてこなかった為、現在は、妻や娘と疎遠になってしまっています。
そんな中、唯一味方でいてくれた孫娘の結婚パーティに行った際にも妻、娘と口論になってしまう。
そこで、偶然出会った男から運び屋の仕事を紹介される事に・・・。
もちろん、麻薬の運び屋(を始めてしまった老人)の話なので、犯罪に関わっているのですが、アールは誰かに暴力を振るったりすることもなく、基本的には良い人。
運び屋で稼いだお金も他の誰かの為に使っちゃったりするお人好しです。
そんなアールというおじいちゃんですので、どうも憎めないというか、人から好かれる人物でして、組織の人間たちとも仲良くなっちゃったりします。
そんなんで、麻薬組織からも腕を買われ、どんどん運ぶ麻薬の量が増えていきます。
中盤からベイツ捜査官(ブラッドリー・クーパー)とトレビノ捜査官(マイケル・ペーニャ)が麻薬組織を摘発するために捜査をはじめます。
とある場面で、ベイツはアールが運び屋とは知らずに会話をするシーンがあるのですが、ここでもアールのお人好しがでています。
今となっては「本当に大切なのは家族だ」という事がわかっているアールですが、その家族には受け入れられていない。
物語の最後、アールがどのような選択をするのか?
家族や、大切な人との事を考えさせられる1本です。
多田野曜平さんによるクリント・イーストウッド
そして突然ですが、ドゥーフェンシュマーツ博士をご存じでしょうか?
私が大好きなアニメ「フィニアスとファーブ」に出てくるキャラクターです。
カモノハシのペリーはツムツムにもいるし、キャラクターグッズも多いので、ご存じの方もいるかと思いますが、ドゥーフェンシュマーツ博士はペリーの宿敵です。
このアニメは毎回毎回決まったパターンで展開されます(それがクセになる)
で、毎回毎回ペリーとドゥーフェンシュマーツ博士は対決します(笑)
面白いのでこちらもぜひ観て頂きたいのですが、今回「運び屋」でクリント・イーストウッドの吹き替えをされたのが、ドゥーフェンシュマーツ博士の声優の多田野曜平さんです。
私はフィニアスとファーブでドゥーフェンシュマーツ博士を好きになり、それで多田野さんを知りました。
なのでドゥーフェンシュマーツ博士=多田野曜平です(笑)
ドゥーフェンシュマーツ博士は面白おかしいキャラなのですが、
実は、今は亡き山田康夫さんに非常に声質が似ているという事で、過去のイーストウッド作品の吹き替えのない場面を代役で吹き替えなどされています。
山田康夫さん本人かと思うほどの声です。
それで今回「運び屋」では全編すべて多田野さんがイーストウッドを吹き替えされています。
正直、私は多田野さんの吹き替えが聞きたくて「運び屋」を鑑賞したくらいです(笑)
もちろん作品自体良かったのですけどね。
しっかりおじいちゃん感も出ていて、それでいて渋カッコ良かった。
これで今後は名実ともにクリント・イーストウッド=多田野曜平になるのではないでしょうか。
皆さんも是非吹き替えで観てみてください!
フィニアスとファーブの新作やらないかな。
だめなら逃げてみる 自分を休める225の言葉/小池一夫 やさしい言葉満載で癒されます。
2019年4月17日に亡くなった小池一夫さん。
実はどういう人だったのか全然知らなかったのですが、「子連れ狼」などの漫画原作や小説などを書かれていたようです。
亡くなられて、ニュース等で話題になり、過去に出版された本も取り上げられました。
この「だめなら逃げてみる」は、小池さんがtwitterでつぶやいた言葉をもとに編集されたものです。
パラパラと目を通してみると、とにかく言葉が優しい。
そして、妙に納得できちゃう、というかスッと心に入ってくる。
もとがtwitterなので、短い言葉で解りやすいというのはあるのですが、とにかく読みやすい。
自己啓発的な本って、読んでて「ほんとにそうなの?」「それはちょっと自分には無理だな」、「~するための100の方法、ってそんなにたくさんできねぇよ!」とか思っちゃう事が多いです(笑)
でも、小池一夫さんの言葉は、とにかく全部受け入れてしまう感じです。
言葉ひとつひとつが著者の経験談のように感じる。
経験したからこそ言える言葉、そんな風に思えます。
いま、もしも心が疲れている人がいたら読んでみてほしい1冊です。
小池一夫氏のtwitterのアカウントもまだあるので、そちらもチェックしてみるのも良いかもです。
リミット・オブ・アサシン(原題:24 Hours to Live)イーサン・ホークが観れる!それでOK!
ずっと見ようと思いつつスルーしてしまっていた映画「リミット・オブ・アサシン」を観ました。
監督はブライアン・シュメルツ。
聞いたことないですが、過去に「ヒーロー・ウォンテッド」という作品を撮っているようです。
主演は我らがイーサン・ホーク!
ルドガー・ハウアー(ブレードランナーのレプリカント)調べるまでわからんかった・・・。ポール・アンダーソン(シャーロック・ホームズ シャドウゲーム モラン大佐)などなど。
観る前は邦題の「リミット・オブ・アサシン」から、
アサシンの限界?究極のアサシン?
と変なイメージだったのですが、原題が「24 Hours to Live」だと知り、タイムリミットものだと理解。タイトルって大事ですね。
ざっくりしたあらすじ(ネタばれあり注意)
「レッドマウンテン」という裏で世界を牛耳る組織のトップエージェントであるトラヴィス・コンラッド(イーサン・ホーク)は現在休業中。
妻と子供とは死別しており罪の意識にさいなまれている。
そんな中、レッドマウンテンを内部告発しようとするエージェントを、インターポールの女性捜査官リン(シュイ・チン)が護送中に襲撃される。
だが、リンとエージェントは何とかその場を逃れ、行方をくらましてしまう。
そこで レッドマウンテンは内部告発者を消すために、トラヴィスに協力を求める。
復帰したトラヴィスはリンと接触し、内部告発者の居場所を携帯から盗みだすが、それに気づいたリンと銃撃戦になり・・・
そして殺されてしまう。
えーーーーっ!って感じですが、実はこの映画ここからが本番でした。
レッドマウンテンは人体蘇生技術を研究していて、トラヴィスはその技術により生き返させられる。
死ぬ前に入手していた内部告発者の居場所を聞き出すために。
しかし、この蘇生技術には問題があった。
生きていられるのは”24時間”だけ。
組織からも用済みとされてしまったトラヴィスは残された時間をどう生きるのか!?
感想
というわけで、この映画は少しだけSF的な要素があります。
死んだ人間を24時間だけ生き返らせる事ができる技術があります。
この設定の良いところ(なのか)は、良いことをしても、何かを解決しても、24時間経つとトラヴィスはとにかく死ぬという事です。
通常のタイムリミットものは、何時間以内に何かを解決すれば世界を救えるとか、命が助かる、といったストーリーが多いですが、この映画は結果いかんに関わらずトラヴィスは死ぬ事が決まっています。
ですので、誰かの為にとか、世界の為に、といった理由ではなく、あと24時間しか確実に生きられないけど、この時間をどう生きるか?
というトラヴィス自身の問題であり、意思の話でもあります。
とにかくイーサン・ホークが良い!
「いまを生きる」「ビフォア・サンライズ」「6才のボクが、大人になるまで。」
順番に見ていくと徐々に歳をとっていく姿がみれて面白い(笑)
今では立派なオジサンと化しましたが、今は今でカッコいいですね。
イーサン・ホークというだけで、1本映画観れますね。
今回はヤサグレて、くたびれた感が出てていい味出してます。
「いまを生きる」はぜひ観て頂きたい一本。
アクションが良い!
単純にアクション映画としても良いと思います。
中盤に入ってからはラストまでテンポよくアクションシーンが続きます。
バンバン殺していく系ですかね。
正直突っ込みどころはあるけど話も良い
そして、おそらく一見この派手なアクション映画の本当のテーマは家族。
トラヴィスの失ってしまった家族、特に息子への思い。
妻の父親である義父との関係。
トラヴィスの親友で、組織でも同僚であり、敵対してしまう事になるジム(ポール・アンダーソン)とその家族。
捜査官リンとその息子。
リンの子供がトラヴィスを行動させる一つの動機になったりしています。
そもそもあらすじを読んでいただければ解るように、レッドマウンテンという悪の組織に属していた以上、トラヴィス自身も悪人といってもよいでしょう。
家族を失ってしまったのも自業自得なんじゃないかな、と思うところもありますけど(汗)
とにかくサクッと観れて、アクション満載で面白い!
これからもイーサン・ホークの出演作品は要チェックです!
Roland Rubix22 USBオーディオ・インターフェース
オーディオ・インターフェース「Roland Rubix22」買いました。
先日PCを買い替えて、XPからWindows10になり、スペック、環境などは良くなったのですが、それに伴い今まで使っていた、一部のアプリや機器が使えなくなってしまいました。
ryokamizuhara.hatenablog.com
その中で一番困ったのが、音楽制作で使っていた「Roland Sonic Cell」というハードMIDI音源のWindows10用ドライバがなかったという事。
今はDAWといわれるPCのみで音楽制作の環境を作る事が普通ですが、
私の世代だと「SC-88」「SC-8850」みたいな外部に取り付ける音源を使用しておりました。
「Sonic Cell」はRolandが発売した、一般向けとしてはおそらく最後のMIDI音源で、それ以降はMIDI音源は作られていないと思われます。
*「INTEGRA-7」という音源がありますが15万円前後するので、さすがにプロの方々向けでしょう・・・ほしいけど。
さらに、この機器にはオーディオ・インターフェース機能がついており、PCとつなぐ事で、スピーカーへの出力と、ギター、マイクの入力等ができます。
前のPCでは、このSonic Cellからスピーカーをつないでいて、通常のPCでのサウンドとMIDI(Sonic Cell+SC-8850(MIDI PORT接続のSC-88))を再生した音も両方混ぜて流すことが出来ていました。
一種のミキサー的な役割もはたしていたのですが、Windows10対応ドライバが無いために Sonic Cellのオーディオ・インターフェースとしての機能は使えなくなりました。
問題点は3つ。
で、1に関しては、MIDIを再生するだけならば、「Roland UM-ONEmk2」というMIDIインターフェースがあり、3000円程で購入できます。
Roland ローランド MIDIインターフェイス UM-ONEmk2
評価も良かったので、買おうかと思ったのですが、
結局、作った曲を最終的に録音するわけで、そうすると別途録音環境を考えなければなりません。(PCに付いているのサウンドボードでもまぁ録音できるとは思いますけど・・・)
それでやっぱりそれなりのオーディオ・インターフェースがほしいな、と思い候補に挙がったのが、「Steinberg UR22mkⅡ」。
Steinberg スタインバーグ 2x2 USB2.0 24bit/192kHz オーディオインターフェース UR22mkII
評判も全体的によくて、価格もそんなに高くない。
実質YAMAHAの子会社という事なので、安心感もある。
そしてMIDI PORTがあるので、Sonic Cellを接続することが出来る。
Sonic Cellからの音声出力をSteinberg UR22mkⅡに入力してやれば、スピーカーへの接続と、録音などもできるとポチリかけましたが・・・。
よくよく見ると入力系統は2系統あるのですが、どうやらステレオ録音には対応してなさそうです。
モノラルの音声を左右別で録音して、パンを振りなおせば一応ステレオになりそうですが、さすがに手間なのと、普段使いが困難です。
あと、どうやらヘッドフォン出力もモノラルのようですね。
ただ、私のようにMIDI音源という過去の遺産を使わない方には、おそらく良いものだと思います。
そこで最終的に浮上したのはやはりRoland。
「Roland Rubix22」
ローランド USBオーディオインターフェイスRoland RUBIX-22
「Steinberg UR22mkⅡ」とスペック的にそんなに違わないかなと思いますが、
こちらは入力がステレオ(INPUTにL、Rがある。スイッチでモノにも切り替えれる)に対応しており、もちろんMIDI PORTもある。
ということで、これにMIDI音源の出力をつなげば、スピーカーも録音もOKそう。
少しお高いですが、購入に至りました。
今現在、接続して使っておりますが問題なく使えてますし、満足しています。
ボリュームのつまみが、スピーカー出力とヘッドフォン出力と2つあるのも地味に使いやすい。
これであとは、今まで使いなれていたソフトも使えなくなってしまったので、
代わりを探さないといけないけど、どうも使いにくくて。
慣れるまで少し手こずりそうです。
Windows XPからようやくPCを買い替えた話
一体何年使い続けていただろうか。
2014年4月8日にサポート終了して早5年・・・
IEでYoutubeが再生できなくなり、Chromeを導入。
しかしChromeもXPのサポート終了し、ついにはNetflixも観れなくなり(笑)
もちろんセキュリティ上の問題もあり、
ついにWindows XPに別れをつげ、新しいPCを買いました。
もともと自作PCを使っていたので、今回も自分で組むという事も考えたのですが、
流石にXP時代とは規格も変わったりして、勉強しなおすのもめんどくさいし、万が一失敗すると出費がかさむ・・・。
そもそも本当にPCが好きな人達は、最新パーツが出るたびに買い替えるわけで。
私はそういうタイプなら、いまさらXPだとかそういう話にはなっていないでしょう(笑)
ただ、そうはいってもメーカー製のPCは少し値が張るし、拡張性がちと不安です。
自作PCの良いところは、何かのパーツが壊れても交換が容易だったり、メモリやHDDの増設、グラフィックボードの取り付けなどの拡張性が高い所にあります。
色々調べてみると今はBTO(Build To Order)パソコンというものが販売されています。
これは自分で組み立てなくていい確かな知識と技術を持つ業者さんが組み立てくれる自作PCと言って良いでしょう。
しかもカスタマイズも可能。
というわけで何とも自分向きです。
BTOパソコンを販売している業者さんは色々あったのですが、候補としては
あたりで検討しました。
それぞれ良いところがありました。
ドスパラ・・・早いと当日出荷、値段もそこそこお安い。
フロンティア・・・セールを常にやっていてとにかくお得。
今回は予算があまりなかったのですが、「Intel Core i5」か「AMD amd ryzen 5」搭載で5万円台だと、ドスパラかフロンティアの2択でした。
フロンティアのがスペック的に少し上だったですが、出荷に7日程かかる。
ドスパラは当日出荷。
迷いましたが今回はドスパラで買いました。出荷が速いのはやっぱりありがたいですね。
届いた商品は梱包も丁寧にされてて、起動も問題なし。
そしてSSDドライブなので起動が速い!
Windows10の進化に浦島太郎状態・・・
問題は今まで使っていたアプリケーションの一部が使えなくなってしまった事と、
音楽制作で使用していた機器のwindows10用ドライバが無いため別の方法を考えなければいけなくなった事。
お絵描き用のソフトも探さなければ・・・
ほしい・・・けど今は予算がない(泣)
まぁ、この機会に色々と一新しておくのも悪くはないかな。
フランス組曲 第1番 BWV812
昔打ち込みした「フランス組曲 第1番 BWV812」をyoutubeにアップしました。
”打ち込み”とはPCを使って音符を入力していき音楽を作る事で、
いわゆるDTM(デスクトップ・ミュージック)ですね。
で、その時に使った楽譜がこちら。
なぜ打ち込みしようと思ったかといえば、バッハの音楽の作りを勉強(と言うほど大げさではないけど)してみたかったからです。
いわゆる”写譜”的な作業です。
バッハの時代にはもちろんコピー機なんてありませんし、楽譜を書き写す作業と言うのは一つの勉強法だったみたいです。
あと、私は当時ホントに楽譜が読めませんでしたので、その訓練にもなるかなぁ、てのもありました。
かろうじてわかる”ド”の位置から順番に数えていくしかないという(汗)
そして♯やら♭、トリル、プラルトリラー、モルデント等など・・・。
このフランス組曲を打ち込み始めた時は「フランス組曲の演奏」を聴いてない状態でした。
ですので、打ち込みしながら曲を聴いて、覚えていくという感じでした。
だから曲が出来上がって行くのがすごく楽しかった(笑)
それはともかく、バッハの”組曲”というのは、基本的に舞曲のセットになっています。
今風に言えばダンスミュージックと言って良いと思います。
正直なところ、もはやどのような踊りだったのかは良くわかりませんが・・・
ですので、踊っているイメージで、もしくはそのリズムにノって聞くのが良いと思います(実際に踊るかどうかはおいておくとしても)
フランス組曲 第1番は
の5曲です。
アルマンドは速くも遅くもなく、中くらいのテンポ。
最初の1音からインパクト大です。
ググっと引き込まれます。
クーラントは速いテンポ。
疾走感が心地よいです。
サラバンドは3拍子で、2拍目をひきずるような独特な曲調。
組曲の中のサラバンドは一旦落ち着くポイントで、すごく良い曲が多い気がします。
第1番は少し物悲しい感じですね。
メヌエットはシンプルな3拍子。
メヌエットは「1」と「2」があり、「1」を演奏後続けて「2」を演奏し、最後にもう一度「1」を演奏します。
メヌエットはとにかく解りやすくて、とっつきやすい曲ですね。
このジーグはとても特徴があります。クセになるリズムです。
鍵盤のみでここまでリズム感が出せるとは、と改めてと思います。
バッハの曲は聴けば聴く程”味”が出ますので、是非何度も聞いてみてください。
チェンバロの演奏も良いです。